「もっと勉強しないと、成功できない」
そう思っていませんか?
私も、ずっとそう思っていました。
成功している人は、自分の知らない「何か」を知っている。
だから本を読む。
セミナーに行く。
教材を買う。
新しいノウハウを見つけたら、
「これだ!」
と思う。
でもしばらくすると、また別の情報が入ってくる。
「いや、こっちかもしれない」
そしてまた学ぶ。
気がつけば、
勉強しているのに、やることだけが増えていく。
そんな経験、ありませんか?
今は「知らない」より「知りすぎる」時代
今は、とにかく情報が多い。
SNSを開けば、
「これからはAIです」
YouTubeを開けば、
「経営者ならマーケティングを学びましょう」
別の人は、
「いや、ブランディングです」
さらに別の人は、
「結局、マインドです」
もう少し進むと、
「潜在意識を書き換えましょう」
……だんだん雲行きが怪しくなってきます(笑)。
でも、そのときは全部必要に見えるんです。
私もそうでした。
「知らないから結果が出ないんだ」
と思っていました。
だから、とにかく学びました。
そして私は、潜在意識を突き抜けました
経営。
営業。
自己啓発。
心理学。
NLP。
潜在意識。
いろいろ勉強しました。
もちろん、今でも役立っているものはたくさんあります。
問題は、
どこで止まるかです。
私は止まりませんでした。
潜在意識を学び、
さらにその先へ進み、
最終的には……
幽体離脱まで学び始めました(笑)。
事業を良くしたかったはずなんです。
売上を上げたかった。
人生を変えたかった。
なのに最後は、
自分の体から出ようとしていました。
いやいや。
そこまで行かなくていい(笑)。
今考えると、
「宮﨑さん、まず体から出る前に、お客さんのところへ行きましょう」
という話です。
足りなかったのは、知識ではなかった
ここで、あることに気づきました。
私は、
「何を学ぶか」ばかり考えていた。
でも本当に必要だったのは、
「何を学ばないか」を決めることだったんじゃないか。
ということです。
これは、学ぶことを否定しているわけではありません。
むしろ逆です。
情報が少ない時代なら、
「できるだけ多く知る」
ことに価値があったかもしれません。
でも今は違います。
スマホを開けば情報が出てくる。
YouTubeにもある。
SNSにもある。
わからなければAIにも聞ける。
情報がないんじゃない。
ありすぎるんです。
だから今必要なのは、
たくさん学ぶ能力より、
「これは今の自分には必要ない」と捨てる能力
なんじゃないかと思っています。
では、何を学べばいいのか?
私は今、事業についてものすごくシンプルに考えています。
もちろん業種や事業の段階によって必要なものは違います。
それでも、私自身が事業を伸ばしていくうえで特に重要だと考えているのは、
集客。
求人。
人材育成。
この3つです。
お客様が来なければ、売上は作れない。
仕事が増えても、人がいなければ受けられない。
人を採用しても、育たなければ組織にならない。
だから新しいことを学びたくなったとき、
最近は一度考えるようにしています。
「これは今の事業の何につながるんだろう?」
集客につながるのか。
求人につながるのか。
人材育成につながるのか。
もちろん財務、法務、労務など、経営に必要な知識はほかにもあります。
でも、すべてを自分が専門家になるまで勉強する必要はありません。
専門家に任せた方がいいものもある。
必要になってから学べばいいものもある。
そして、
今は学ばなくていいものもある。
「学ぶこと」より「学ばないこと」を決める
昔の私は、
新しいことを知ると安心しました。
「また一つ成長した」
そんな気持ちになるからです。
でも、経営では、
知ったことと、できるようになったことは違います。
本を10冊読んでも、お客様は増えない。
求人について100本動画を見ても、求人を出さなければ応募は来ない。
人材育成を勉強しても、スタッフと向き合わなければ人は育たない。
学びは大切です。
でも、
学びは行動するためにある。
これが今の私の考えです。
あなたが「学ばなくていいこと」は何ですか?
もし今、
勉強しているのに前に進んでいる感じがしない。
新しい情報を見るたびに不安になる。
「あれも必要、これも必要」となっている。
そんな状態なら、
「次は何を学ぼう?」
ではなく、一度こう考えてみてください。
「今の自分は、何を学ばなくていいだろう?」
そして、
「今、一番解決しなければならない問題は何だろう?」
問題が集客なら、集客を学ぶ。
採用なら、採用を学ぶ。
人が育たないなら、人材育成を学ぶ。
一つ決めたら、まずやってみる。
そして今日、新しい教材を探す時間を30分減らして、
今抱えている一番の課題に30分使ってみる。
それだけでもいいと思います。
私もずいぶん遠回りしました。
でも一つだけ、はっきり言えることがあります。
事業を前に進めるために、幽体離脱する必要はありませんでした(笑)。

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